お金の失敗

なにかとお金がかかるイメージの注文住宅です。

財布と電卓を持つ女性

お金の失敗は注文住宅に限った話ではありませんが、建売住宅やマンションよりも追加の出費が多いのも事実です。 最初から金額の決まっているマンションや建売住宅とは違います。 最初の見積りではこれなら足りる金額だと考えていても、 その後に付帯工事が必要になって出費を強いられることもあります。 実際に敷地を見てもらったら取付道路にまだ下水道が来ておらず、 個人的に合併浄化槽を設置して下水の処理をしなければならないことが判明することもあります。雨漏り工事が必要になることもあるかもしれません。 このような予想外のことが起こると見積りの範囲内では収まらない事態となり、 数百万の出費が上乗せとなります。 素人では付帯工事の可能性を把握できないケースも多く、早い段階で専門家に一度見てもらわないと、このようなことが起こってしまいます。 家を建てるお金に予算の全てを使ってしまっても、その後の生活がたいへんです。 引越し代や大きな家具類は前もって計算しているでしょうが、 カーテンや小物なども積み重なれば大きな額になりますので油断できません。 細かい出費も意外にかかるものですので、入居直後は余裕を持てるよう準備しておきましょう。 貯金の中で予算の全てが足りるのであれば一番ですが、 ローンでの購入が一般的でしょう。 ローンを組む場合は、今の状況だけでなく将来を見越してローン計画を立てないとあとで後悔することもあります。 不動産会社や専門家に相談すればアドバイスをもらえるので、わからない事や不安な点があったらどんどん聞くべきです。