間取りで失敗しないためには、余裕をもったスペースの確保が大事です。
リビングが狭すぎた、という失敗談はよく耳にします。 とにかく狭くて家具を一通り置いたらいっぱいになってしまう、 子どもが小さなうちは走り回れるくらいの広さが欲しかった、と後悔する方もかなりいます。 子どもがまだ小さいうちは個室を使うことは少ないので、 部屋数を減らしてでもリビングを広くしたほうがいいかもしれません。 また部屋を増やしたために廊下が狭くなってしまうケースもあります。 廊下の幅は見落としがちですが、家族で住む場合は余裕が必要です。 すれ違うことが出来る広さは確保しておきましょう。 同じように居室を確保するため水まわりは最低限の広さしか用意できないと、 風呂場や脱衣所はふたりじゃ入ることができない、となってしまいます。 収納スペースの失敗談もよく聞きます。 自分が必要な収納量、コンセントの数は確認しておくべきです。 季節によっては収納することになる扇風機やスキー板など、 大きな物の収納場所も計算しておかなくてはいけません。 家族がいるのであればその分も考えておきます。 とくに子どものおもちゃ、外遊び用の汚れるおもちゃの収納スペースも 忘れてはいけません。 収納スペースが足りないとしまっておかなければならない物が家中に溢れ、散らかった家となってしまいます。 将来物や家族が増えることも考え、余裕をもって大きめに収納スペースを確保しましょう。